はり きゅう マッサージ しんくぼ日記

はりきゅうマッサージしんくぼという名の鍼灸マッサージ治療院がお知らせなどを書いています。

治療について

はりきゅうマッサージしんくぼでは、お身体の治療でマッサージと鍼灸を用いております。

今回はマッサージについて最近の治療方針をお伝えいたします。

ここ最近の気候変動や流行感冒などで自己防衛のために免疫システムをたくさん働かせたり、体温の維持など身体の恒常性の維持のため自律神経が疲労し身体が緊張して硬くなっている事があります。

はたまた仕事や家庭環境、スポーツや人間関係などの疲れが溜まって夜寝るに寝れないなんてこともあるようです。

硬い身体は優しく触ってみても神経が過敏な状況であるので痛いと感じます。これ以上に酷くなれば知覚の鈍麻や感覚麻痺、認知的にはわけわかんない、意味わかんない、納得できないなんかすげーしんどい等。

身体の緊張状態が続いた疲労による硬さは体内の液体の流れを悪くするために新陳代謝が良くありません。(むくみまくりというやつですね。)

そうなりますと硬いだけでなく、疲労物質や炎症物質を含む老廃物の滞りができてします。身体の隅々まで酸素や栄養も届きませんね。

そのままの状態で生活を続ければ、身体が硬いところを中心に炎症状態となり、触れば痛いし酷くならば発熱頭痛など様々な炎症症状を引き起こします。

健康で普段ならば何を食べても平気な人も、こんな状態の時はアレルギー反応が見られたりします。鼻も詰まるし目も痒い。頭はボーッとして微熱が続くなんて事も。

なんだか身体が疼いて夜もうまく寝られない状態です。

この状況で当院のマッサージ治療を受けられた患者さんの反応は痛いの一言につきます。焼け火箸、陣痛よりも痛いなどの感想をいただいておりますが、あくまでも優しく、的確な圧と角度を保って治療しております。

身体がたんこぶのように炎症状態であれば、触られるだけで痛いのです。

治療後平均して2〜3日筋肉痛と治療疲れのようなだるさがでますが、よく眠れて身体が回復する自己治癒能力を発揮いたします。(まず、よく眠れる事は大切です。)

症状が強く苦しい方であれば3日後を目安に治療を繰り返し行う事で治療中の痛みを感じなくなってきます。

それと並行して身体の不調も改善されていきます。(だけれど、いきなりガンガンスポーツやり始めたり無茶しないでね。)

不調が改善されれば1週間に1度の治療で自己治癒能力が発揮されて回復しやすい治る身体の土台ができてきます。

継続して身体の不調の改善を続ける事で健やかな毎日を過ごす事ができます。

2週間に1度のペースで現状維持をメインに通う方もいらっしゃいます。

どちらの場合も、治療を念頭に置く場合は生活面での過度の負担を減らしていく事は大切な健康の鍵となります。(それができたら苦労しませんね。でも、大切な身体のためにできる事あるはずです。)

自分の身体の事を理解する上で大切なことは実感を伴って納得する事です。(治療の初期はちょっとずつです。最初は痛くてわけわからんですが、ちょっとずつ眠れてちょっとずつ楽になります。)

治療中に起きる変化や、その後に起きてくる自分の身体の変化と向き合って養生する方法を習得して身体とうまく付き合えるようになればなるほど無茶した後のリカバリーが上手にできるようになり、自分の身体に対する健康不安が薄れてきます。

その分自信と安心が増えてさらに健康と仲良くなっていただいております。

身体の回復途中で起こる身体的な変化と状況認知の変化は個人により様々です。

参考になりましたら幸いです。

健やかな毎日を取り戻したら元気に遊び美味しく食べて気持ちよく寝ましょう。

おやすみなさい。